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俺が小学校5年生のとき、 寝たきりで滅多に学校に来なかった女の子と同じクラスになった

322 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/06(火) 22:19:31.01 ID:67qHdJX20
俺が小学校5年生のとき、
寝たきりで滅多に学校に来なかった女の子と同じクラスになったんだ。

その子、たまに学校に来たと思ったらすぐに早退しちまうし、
最初はあいつだけズルイなぁなんて思ってたよ。
んで、俺の家、その子の家から結構近かったから
俺が連絡帳を届ける事になったんだ。

女の子のお母さんから連絡帳を貰って、
先生に届けて、またお母さんに渡して…。
それの繰り返し。
なんで俺がこんな面倒臭い事しなくちゃいけないんだ!
って、一人でブーたれてたのを良く覚えてる。


323 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/06(火) 22:20:05.75 ID:67qHdJX20

でも次の日の朝、その子の家に行ったらその子のお母さんに
「もう、連絡帳は届けなくていいの」って言われた。
あまりにも突然だった。
俺その頃悪ガキで、頭もすげえ悪かったけど、
その子のお母さんの言ってる意味は伝わったんだ。
……この子は天国に行ったんだ。もう一緒に遊ぶ事は出来ないんだ……。
そんな事考えたら涙が溢れて…止まらなくって…。

ずうっと泣き続けてた俺に、その子のお母さんは連絡帳をくれたんだ。
せめて君だけは、学校にも行けなかったあの子を忘れないで欲しいって。


そんな俺ももうすぐ30になろうとしてる。

あの時の連絡帳は、引き出し下段の奥底にずっとしまったきりだ。
就職したり、結婚したり、子供が生まれたり…。
今まで、本当に色んな事があった。
時には泣きたい事、辛い事の連続で、
いっそ自殺しちまおうかなんて思った事もあった。
けど、そんな時はいつも引き出しを開けて、女の子の連絡帳を開くんだ。
そして、彼女が亡くなる直前に書かれた文章を読み返すんだ。



『ありがとう、いつかきっと、遊ぼうね』

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コメント

じわり
切ねぇ…。

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